外壁のつなぎ目にあるゴムっぽい部分=シーリング(コーキングとも言います)。ここが切れると、そこから雨が入ります。見積書を見ると「打ち替え」「増し打ち」と2種類の書き方が出てきて「安いほうは手抜き?」って不安になりますよね。ちゃんと意味をわかりやすく分けます。
先に結論だけ知りたい方へ
結論:「打ち替え」は古いシーリングをいったん全部抜いて新しく入れ直すこと。「増し打ち」は古いシーリングの上から足すこと。
どっちがいいかは場所によります。サッシまわりなど構造的に全部抜くと逆にリスクがある場所は「増し打ち」のほうがむしろ正解なこともあります。つまり、増し打ち=悪い、ではありません。
打ち替えが向いているところ
・外壁の目地(ボードとボードの継ぎ目)
・古いシーリング自体がもうスカスカで役目を果たしていないところ
ここは、古いものをしっかり取って、中身ごと新しくしてあげるのが基本です。雨水の道になりやすいので、根本から入れ直す=打ち替えが向きます。
増し打ちが向いているところ
・サッシまわりなど、既存のシーリングを完全に抜くと逆に防水ラインを壊してしまう恐れがあるところ
・奥の下地を傷つけずに、表層側で厚みを追加して守るべきところ
ここは「全部抜いて新しく」よりも、「今の防水ラインを活かしつつ厚みを増して守る」ほうが理にかなうことがあります。だから一律で「全部打ち替えが正義」ではないんです。
ここが大事:どこをどっちでやるか説明してくれる?
見積書が「シーリング一式」だけで終わっていて、打ち替えと増し打ちの使い分けが書いてない場合は注意です。どこをどうするかの説明がないと、あとで「聞いてないのに簡単なほうで済まされた」というすれ違いになりがちです。
逆に「ここは打ち替え」「ここは増し打ち」というふうに場所ごとに理由つきで説明してくれる会社は安心できます。そこはちゃんと考えてる証拠です。
藤原ペイントの考え方
・職人直営なので、現地で「ここは打ち替えます」「ここは増し打ちでこの厚みを足します」とその場で具体的にお伝えします。営業マンの“とりあえず一式”ではなく、現場としての判断を説明します。
・毎日の動画報告で、シーリングの処理前・処理後を映像で残します。あとで「本当にちゃんと打ち替えてる?」の確認ができます。
・1日1工程で進めるので、シーリングを打ってすぐ上から塗装で全部隠す、みたいな詰め込みはしません。ちゃんと固める時間を取り、長持ちさせる前提です。
・保証(外壁 最長10年/屋根 最長7年)に関わる重要な部分なので、雑に済ませて逃げるやり方は取りません。
関連ガイド
このエリア(姫路市・たつの市・相生市・赤穂市・揖保郡太子町・赤穂郡上郡町・佐用郡佐用町)は、南面・西面だけシーリングが早く切れるケースが多いです。面ごとの優先順位の付け方はこちらでもまとめています。
まとめ
・打ち替え=古いのを抜いて新しく入れ直す。増し打ち=上から足して厚みを持たせる。
・場所によって「打ち替えのほうがいい」ところと「増し打ちのほうが安全」なところがある。
・大事なのは“どこをどっちでやるか”をちゃんと説明してくれるかどうか。
・説明+動画の記録がある会社なら、あとで「どこをどうやった?」が分かります。
