外壁塗装って、正直「早く終わってくれたほうがラク」というお気持ちすごく分かります。洗濯物も干しづらいし、車も動かさないといけないし、足場もずっとあるのは落ち着かないし。でも、スピード優先で“塗るだけ一気に塗る”やり方は、あとから後悔しやすいんです。
先に結論だけ知りたい方へ
結論:1日1工程は「遅い」のではなく「塗料をちゃんと定着させるための必要な間」です。
塗装は、ただ色をのせる作業ではなく“密着させて耐久させる”作業です。乾燥前に次の層を重ねると、表面だけ仕上がって中がくっついていない=早くはがれる、という状態が起きます。これ、見た目にはバレませんが保証ではモロに差が出ます。
なぜ乾燥時間がそんなに大事なの?
塗装はだいたい「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程が基本ですが、各工程の間には“しっかり乾く時間”と“下地に密着させる時間”が必要です。
もし1日で3回塗りました!みたいなことをすると、表面はキレイに見えます。でも中はぬるっとしていて、指で押すと弾くような状態=つまり長持ちしない。
これが2〜3年後に「早すぎる剥がれ」になりやすいんです。本来なら10年級で持たせたいところが、そこまで持たない。つまり結局、高い買い物を短命にしてしまうことになる。
“ゆっくり=人件費かせぎ”じゃないの?
これもよく聞かれます。お気持ち分かる。
ただ、職人側からするとむしろ逆で、1日1工程は手間がかかります。急いで詰め込んだほうが自分たちも早く現場を抜けられるわけで、コスパだけ考えたら“詰め込み型”のほうが都合がいいんです。
それでも1日1工程にするのは「長くもたせたいから」。つまり、職人側があとで見に行けなくなるような雑な工事をしたくない、という価値観の表れなんです。
トラブルになりやすい早仕上げの例
・「今日中に全部塗り終わりますよ」と言われた
・工程表をもらっていない(=何をいつやるか不明)
・高圧洗浄→下塗り→中塗りまでが同日だった
これらは乾燥時間が取れていない可能性が高いです。仕上がり直後はキレイでも、耐久性が落ちるリスクがあります。
藤原ペイントの考え方
・1日1工程で「今日は下塗り」「今日は中塗り」と明確に区切ります。乾燥時間・定着時間をちゃんと取るのが目的です。
・毎日の動画報告で、今日どこまでやったか・明日なにをするかを共有します。「本当に進んでる?」「サボってない?」という不安をごまかしません。
・職人直営なので、“営業さんは3日で終わるって言ったのに現場は1週間かかるって言ってる”みたいなズレが起きにくいです。
・保証(外壁 最長10年/屋根 最長7年)は、こういう進め方を前提にご案内しています。だから長く見られる。
関連ガイド
地域によって、乾きやすい・乾きにくい面(日当たり・風当たり)が違います。兵庫県南西部のエリア別ポイントはこちら。
まとめ
・「早いから良い」ではなく「正しい順番で定着させる」が本当の価値。
・1日1工程は遅いのではなく、長持ちさせるための乾燥と密着の時間。
・工程を飛ばす現場は、見た目はキレイでも寿命が短いことが多い。
・工程ごとに動画と報告があるなら、安心して外出もできます。
