難付着サイディングとは
難付着サイディングに外壁塗装を行う場合は、難付着サイディング専用シーラー(下塗り)以外で塗装していまうと新しい塗膜がベロベロとは剥がれてしまったり、塗膜が荒れてしまうことがあります。
これは、新築時のコーティングが活きているのにサイディングボードに関する知識がない外壁塗装業者が施工してしまうと、新しい塗料が付着せず、熱などの影響ではがれてしまいます。
代表的な難付着専用シーラー
日本ペイント
ファインパーフェクトシーラー
1液ファインパーフェクトシーラー
水性パーフェクトシーラー
関西ペイント
アレスダイナミックシーラーマイルド
エスケー化研
エスケーハイブリッドシーラーEPO
など。
日本ペイントの特許技術を各メーカーが借り、難付着サイディング用シーラーを販売しています。
親水性サイディングについて
親水性サイディングには、サイディングの表面にフッ素やシリカ(Si)、光触媒など水蒸気を吸着する機能をもつ物質でコーティングすることで、サイディング材の表面に薄い水の膜を形成し、静電気の発生や汚れを付着しににくく、雨などで汚れを流してくれるので、綺麗な状態を保つことができます。
親水性のある商品
・ケミューの親水セラや光セラ
・ニチハのマイクロガードやプラチナコート
・イナックスのナノ親水
・旭トステム外装のセルフッ素コート
他にもたくさんあります。
難付着サイディングの特徴
2001年以降に建てられたお家
築10年でチョーキングが見られない
表面をラッカーシンナーで拭いても溶けない
16mm以上の厚みがあるサイディング
注意POINT
・難付着サイディングに使用している長期間耐久性コーキングがあまり劣化が見られない。
・サイディングボードも綺麗が続き、まだ外壁塗装は大丈夫。
良く晴れた日に塗り替え前のサイディングの水分量をはかりました。
サイディングパネル中央の水分量14%
サイディングパネル切れ目の水分量46%
サイディングは3m3㎝が最長で両端の切り口には塗膜がありません。
そこから、雨などで水分が入り、サイディングを弱らせてしまいます。
リーズナブルにお家を長期に渡り維持するのなら、定期的な外壁塗装をおすすめいたします。